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北欧姫月(b65337)のプレイング・日記その他のブログです。
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    マロウ・ブルー


    ついったーでもだもだ妄想したのを文にしようとしてがんばったけどどうなんだろう、な。
    エリザちゃんをちょっとだけおかりしました・・!



    お気に入りの紅茶でシフォンケーキを作りましょう。
    美味しい紅茶を練りこんだ、ふわふわの甘いケーキを。
    うまく焼けたら誰かをお茶に誘ってみようかな?



    【マロウ・ブルー】



    「んー、我ながら良い感じに焼けたなぁー…えへへ。」

    ずっと働いてる喫茶店の店長代理から教わった紅茶のシフォンケーキ。
    甘いホイップクリームとミントの葉を添えればお店の其れとそう変わらない。

    (まあ、流石にソラさんみたいに薔薇の飴細工とかは無理ですけどねっ)

    心の中で呟きながら、それでも十分素敵な出来に満足。
    …と思ったが、折角素敵に焼けたから、自分一人で食べるのは勿体無いとエプロンを外す。


    ++

    誰か居ないかな、と二階を歩きつつ思い返す。
    「そういえばさっきフェリオさんとエルナさんは出かけてしまったのよね……あ…。」

    其処に小さな少女が居ない事を思いだし、少し考え込む。
    そして察知した想いを彼女に気づかれぬよう笑顔の奥に隠し、
    甘い香りを残した指で、そっとチャイムを鳴らした。


    「良かったら、一緒にお茶しませんか?
    シフォンケーキがとってもおいしそうに焼けたから、一人で食べるの…ちょっと勿体無くてっ」

    顔を出した少女に笑顔で告げる。
    嘘は言ってない、きっかけは確かにそうだから。


    でも、こういうときに一人で居るのは辛い事知ってるから。
    大切な人と自分以外の別の誰かと居ても二人は平気って思えるようになるのに必要な「時」は、
    どんなに信じあう二人でも同じ長さとは限らないから。

    せめて、せめて、その時が来るまで、
    甘いものと優しいお茶で、紛らわせる手助けをしたいって思ったから。


    …でも、そういう気持ちを第三者に察せられたら、
    自分は居心地悪いから…だから、そんなおせっかいな思いは笑顔の奥に。
    そして、笑顔と共に甘いケーキでおもてなしするのだ。


    +++

    「よかったらいっぱい食べてくださいねっ!」

    綺麗に切り分け、微笑んで。
    でも、同い年ぐらいの女の子とこうして接するのって実は今までなかったから、
    ちょっとだけ、そわそわ、どきどき。

    なにげない会話をしながらお茶とケーキを楽しむ。
    何かあったかとかは聞かない。
    聞かれたって、簡単に答えられる程浅い場所にその想いは無いのだろうから。
    お互いに、とりとめのない日常会話で甘いケーキを頂くのだ。

    不意に目が合って微笑むものの、なんだかちょっとぎこちない自分…。
    其れを誤魔化すように、お気に入りのハーブティーを棚から取り出した。


    「ハーブティーは大丈夫ですか?」

    その問いに大丈夫ですわ、という返答を貰ってから耐熱硝子のティーポットにその花を入れる。
    夜空のような、綺麗なブルーの花のお茶。

    「ケーキが甘いから、このお茶は合うと思うんです。
    レモンを入れると綺麗なものが見られるんですよ?」

    そう告げ、硝子のカップに青いお茶を入れ差し出した後
    自分のお茶に輪切りレモンを浮かべる。

    すると、其処に現れたのは夜空が明けるように変化した、明け方の空の色。


    「この色の変化が好きでよく飲むんです…よかったらどうぞ?」

    紅茶の変化に驚き、喜ぶ彼女を見つめ微笑む。
    穏やかな時間、明け空のお茶に彩られる。


    言葉にしない想いを込めて、私は微笑む。
    寂しかったら、またこうしてお茶会をしましょう。
    そのときは、マロウ・ブルーのお茶を一緒に飲もうね。

    夜空のブルーに輪切りレモンの満月浮かべ、朝焼けを一緒に。




    ++++
    エリザちゃんのブログを見てもだもだ妄想したのをついったーに書いたら文にしたくなって書いてみました。
    文を書くのは本当に難しい・・変な表現が多いかも、読み辛いかもですが多めにみたってください;

    姫月さんの場合、めーちゃんの高校デビュー?は彼自身が夜一緒にいてくれて乗り越えられたし、
    その前の兄離れもめーちゃんが居るから大丈夫だったけど、
    エリザちゃんの場合はまたちょっと事情が違って、きっと一人で居る事に慣れてないんじゃないかとか
    不意に気づいちゃうんじゃないかなって思ったんです、自分も感じた想いだから。
    一緒に見ていた世界が、相手のほうが先に広くなっちゃう事に寂しいって。
    でも、別に相手がそうなったことを咎める気はなく、寧ろとても嬉しいと思う。
    しかし反面、寂しいと思う自分の心が狭いって自己嫌悪しちゃったりとか、ね。
    まあ、姫月さんの想像でしかないのでエリザちゃんもそうとは限らないですが!

    そんなわけで、気づいたから行動起こしちゃったよ、的な。
    すいませんキャラちょっと借りてすいません!
    上手くお話させられる自信がないので姫月さん目線のみにしました;
    とりあえず状況を察してこういう行動するんじゃないかな?と言う妄想なので
    本当にこういうことが起こってるとかそういう拘束力はまったくないです、とかいときます!

    もうちょい上手い文章が書けるようになったら会話とかさせた文が書きたい・・!
    というかほかの事も積極的にからんでみたい!!
    …と、私は思っていますです…はいw
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    北欧 姫月
    年齢:
    28
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    性別:
    女性
    誕生日:
    1995/09/20
    自己紹介:
    銀誓館高校に通うごく普通の少女。
    マダムじゃないです、少女です!(きりっ
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